和室の塗り壁は剥がしてからクロス張り。


先日書いた和室天井の現場。
壁はクロスが貼ってありました。
クロスを剥がしたら塗り壁を剥がさず、隅とジョイントのみパテを打ってクロス施工してあります。

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よくよく見ると膨れて剥がれているところもあります。
見積は張替で見積もったんだよな・・・
見積時に少し剥がれているところを見た際パテを打ってあり比較的しっかりしているように見えたので剥がしてパテを打ってあるのかと判断しましたが判断を間違えました。
(゚Д゚;)



クロスを剥がすと場所によってですが塗り壁ごと剥がれてきます。だめだこれはとお客さんに事情を説明して結局すべて塗り壁を剥がして総パテ仕直しました。

場所によっては剥がすのも大変。
クロスを貼ってあったので水をかけてもあまり染み込まないでしょと判断しそのままかき落としましたが剥がれるところはずるずるですが剥がれないところは剥がれない。
これ最初の施工時に剥がしておけばどれだけ楽だったことか。

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過去にも塗り壁の上にクロスを貼ってあり、塗り壁ごと剥がれてきてしまう現場を複数見ています。やっぱり剥がさないと私はダメだと思うんですよ。



基本大変だし剥がれにくいとさらに大変ですが塗り壁は剥がすことをおすすめいたします。


総パテ
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剥がしきれないところはそのまま打たせていただきました。削るときに頑張ります。

パテにシーラーかボンドを混ぜます。
下地にシーラーをかけておくとパテを塗るときに楽です。
シーラーに関してはかけなくても大丈夫だとは思っています。


下地は比較的よくパテは2回で完了。
下地によってパテの回数は変わると思いますがきれいならば1回でも良いし悪ければ3回とか打ちますかね。

パテ完了の写真
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仕上がり
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それではまた。