こんにちはフライパンです。

今回もメモ代わりです。

個人的には和紙は貼ったことがありません。和紙クロスは多少ありますが・・・程度です。



今回はお客さんから材料支給で貼って欲しいと頼まれまして安易に引き受けてしましました。というよりも断わりきれなかった・・・




頼まれたのは600×910角の和紙を貼らせて頂きました。材料の製品情報上だと580×880でしたが実際の製品の寸法を測ってみると600×910もちろんばらつきはありますが、貼るときのかぶせを考慮しての寸法ということなのでしょうかね。


糊付け
糊付けは機械が出ていたので機械で糊付けしました。問題なく糊付けできオープン5分程度かな??問題なくはれました。

糊はセミダイレクトを濃い目に練ったものを使いました。

メーカー側はウォールボンド100をお勧めしています。



本来和紙は袋貼り施工なのかもしれませんが、施工上の注意という紙が入っており直貼りOKのようでしたので直貼りさせていただきました。




和紙の方向性
和紙に方向性はあると思います。上下左右 片方は非常にケバケバしていて片方はケバケバが少ないです。


こちら勉強不足ですみませんがわたしはケバケバが激しいほうを下になるように貼らせていただきました。下になるというのはかぶせの下になるようにという意味で和紙自体は下から順に上へ貼っていくのでケバケバが多いほうが上方向ですね。

ケバケバが激しいほうが下地面になるように貼る理由はその方が段違いが少なくなるというのとケバケバが少ないほうが仕上がり面に来たほうが剥がれにくいかな?と言う理由です。


下地

下地についてはかなり気を使ってパテをしました。その後シーラー処理。

貼り方

前述しましたが下から順に上に張り上げて行きました。左右は右方向から下図の要領ですね。

wasi
いいかげんな図ですみません。

さらに墨出しもしておきました。巾方向はセンターより約3cm左にずらして高さは均等割りの2cm上方向に墨を打っておきました。

これで左上に角が来るように貼っていけるわけですね。マークラインのピンク色を使いましたが裏うつりはなかったです。



濃い色の和紙のほうが大変

色の濃い和紙と白に近い和紙と貼らせて頂きましたが濃い色のほうが大変です。表面が簡単に取れてしまって・・・手に糊がついているとその糊に表面の和紙が取られてしまい・・・

あたふた

あたふた



勉強になりました。ありがとうございました。

もう一発和紙貼らせて頂きましたのでまた書かせていただきます。


素人臭い記事ですみません。




施工はお客さんの了承をとって施工しています。

ときどき言われますがネットの材料支給というのはやりづらいですね。基本的にやりたくなですが普段世話になっているとやはり断われないことが多いですね。



それではまた。